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ねこいろは 第2回「どんな猫を迎えますか?」

猫と言っても種類や特徴、年齢、個体差によって性格はさまざまです。

前回の「猫をどこから迎えるか」に続き、今回は「どんな猫を迎え入れるか」を紹介したいと思います。

どんな猫を迎え入れるか

混血種or純血種

混血種(ミックス・雑種)は純血種に比べると丈夫と言われがちではありますが、そうとも限りません。親の持つ性質によってさまざまですが、どのような親から生まれ育ったかの生育歴がわからない場合も多くあります。

野良猫出身だったり、飼われていた猫が出産したりと、さまざまな形があります。

混血種同様、純血種も個人宅、ブリーダ、パピーミルとさまざまな生育歴があります。また、純血ならではの病気もあります。

短毛or長毛

短毛種は意外と毛が抜けやすい反面、お手入れは楽です。
短毛でもアンダーコート(保温機能を持つ内側の柔らかい毛)はあるので定期的にブラッシングはしてあげてください。

長毛種は、毎日のブッラシングやお手入れが好きな方に向いています。
短毛種に比べ毛のお手入れが大変で「長毛が可愛いから欲しい」というのは安易な考えは要注意です。
毛玉にならないように、またお腹がゆるくなった時の臀部の毛のケアは大変です。

短毛も長毛も毎日のブラッシングでスキンシップをはかりながら、皮膚の状態や傷がないかなどチェックしてあげると良いですよ。

色柄

猫を迎え入れたいときによく耳にするのは「〇〇の色の猫はいないですか?」という言葉。

以前飼っていた猫の面影であったり、黒猫が好き。トムキャット柄が好きという方もいらっしゃいますし、先住猫や亡くなった猫とは違う柄を望む方もいらっしゃいます。

ボランティアの立場で言うと、茶トラ系、黒、白、ブルーはお問い合わせが多くありますが、キジ猫(キジトラ)やサビ猫の人気もあなどれません。

茶トラは穏やかな子が多く、キジは活発、サビやミケは頭が良いとよく言われます。

尻尾の形・長さ

たまにあるのですが「かぎしっぽ」「まっすぐな長いしっぽ」を探してくる方がおります。以前飼っていた猫の面影を追って、しっぽに強いこだわりを持っている方も少なくありません。

途中で折れ曲がっていたり曲がったりしている「かぎしっぽ」は、日本のミックス猫でよくみられます。中には事故や怪我などで後天的に曲がったしっぽもありますが、多くの場合は先天性のものです。江戸時代にしっぽの長い飼い猫が年老いて妖怪猫又に化けると恐れられており、かぎしっぽや短いしっぽの猫が好まれるようになったそうです。海外でも幸運を招く縁起物として「かぎしっぽ」は古くから愛されています。

オスorメス

これもまた猫を選ぶときに迷う方がが多いです。

色柄で選ぶと必然的に性別が決まる場合もあります。
三毛猫とサビ柄は、ほとんどがメス
茶トラは、ほとんどがオス

オスは甘えん坊、いつまでたっても遊び心を持ち合わせています。

メスはある程度育ってくるとツンデレになってしまうことも。

「哺乳類である人間同様に男性の方が遊び心がある」とお世話になっている獣医師が話していたことがありました(笑)

見た目重視(可愛い顔つきorおちゃめな顔つき)

「みているだけで可愛い!!」ネットに写真公開するとすぐにお問い合わせが来て、多少性格がきつい子でもご縁をいただけてしまうのが「可愛い特権」

それとは逆で、なんとも言えないユニークな顔つきだあったり、うまい言葉が見つかりませんが「残念顔」の猫さんも人気があります。

東日本大震災の被災動物の保護活動をしていた時、飼い主の元に戻れた猫の中には特徴がはっきりしている猫が多かったと記憶しています。

子猫or成猫or老猫or看取り

保護猫ボランティアをしていると、やはり「子猫が欲しい」という声が多く聞こえてきますが、子猫を譲り受けに来て、成猫に惚れて譲渡となる事も多いです。

最近では、迎え入れる方が高齢で「寿命を全うさせてあげたい」と5歳以上10歳以上の猫もご縁をいただくことが多くなっています。

また、白血病、エイズキャリアであったり、腎臓病、足を失っている猫、失明している猫などにもゆっくり手をかけてあげたいと迎え入れてくださる方もいらっしゃいます。

性格(ツンデレvs甘ったれ・元気っこvs物静か)

一番は甘ったれの猫が一番にもらわれていきます。

大人の猫は物静かな子もおりますが、子猫で物静かは病気の場合が多くあります。

子猫は、ともかく活発ですのでそこを十分にご理解ください。

単色→複色
淡色→濃色

私たちボランティアが猫の健康に関してアドバイスをするとしたらある意味、都市伝説のようですが、白の単色は一番弱くなかなか保護する事が少ないです。
白のオッドアイ(左右で色が異なる目)といえば水色の目の方の耳は聞こえない事が多くあります。
真っ白な猫は年間で保護数も少ないです。

茶トラよりもキジ猫は強いと言われます。
(でも、茶トラでボス猫もたくさんいます。)

「色の多い三毛猫、サビ猫は複色で濃色で丈夫だよね」とよく話をしていますが科学的にはわかりません。

私たちボランティアと飼い主になる方の大きな違いは猫を選べるか選べないかです。

家族として迎え20年の時間を共にしていきます。
ですから、迎えたい猫(欲しい猫)は、あなたの生活にマッチングしているかを、よく考えて迎えてください。

猫と過ごす時間があなたにとって素敵な時間になりますように。

ABOUT ME
石丸雅代 / 猫保護シェルター『たんぽぽの里』代表
石丸雅代 / 猫保護シェルター『たんぽぽの里』代表
子猫を1匹拾った事をきっかけに野良猫や犬の厳しい生活を知り、 小さな命のバトンをつなげるために『たんぽぽの里』を設立しました。
『たんぽぽの里』では、猫を保護してから里親さんに引き渡すことをメインにボランティア活動しています。

たんぽぽの里
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