ライフスタイル

ねこいろは 第1回「猫を迎えるにあたって」

よくある質問ですか、「血統書がなくていいので、普通の猫をもらうにはどうすればいいですか?」
と聞かれることがあります。

私たちボランティアにとってはびっくりな質問ですが、
「ペットショップで購入する」以外の方法を知らない方がたくさんいるのだという事がわかりました。

そこで、猫を迎えるにあたり「どんなところから迎えることができるのか」を紹介していきたいと思います。

どこから迎える?

ブリーダーさん

いわゆる血統書付きの猫さんで子猫を販売していますが、
心あるブリーダーさんは早めにリタイヤさせてご縁探しをする方もいます。

実際に訪れて、飼育状況などを確かめて迎え入れることをおすすめします。

ペットショップ

決していい言葉ではありませんが「手軽に」猫を迎え入れることができるのがペットショップです。

しかし、日本のペットショップでは、狭いショーケースに陳列していたり、少し大きくなった猫をいわゆる「セール品」みたいな感じで販売していたりと、動物をただの「物」として扱っている店がたくさんあります。

海外では動物愛護の観点から、ペットショップに様々な規制や罰則を設けている国が少なくありません。

日本でもようやく来年から、ペットショップで飼育できる頭数の上限や運動スペースの確保など規制が設ける方針となりましたが、売れ残った動物がひどく不当な扱いを受けたりと、日本のペットショップはまだまだ問題が山積です。

また、ペットショップから購入すれば健康の保証があると思われがちですが、
先天性疾患をはじめ、リスクは保護猫と同様にあります。

病気の有無や保障内容についてよく確認することをおすすめします。

行政(保健所・愛護センターなど)

行政に収容された猫を引き出すには、行政の勉強会に参加してから譲渡となります(※神奈川の場合)

行政によっては仔猫はボランティア譲渡のみで、避妊去勢手術を済ませてから譲渡するところもあります。

一般の個人保護の人から(ネットで探す)

一般の方が保護して、新しい飼い主を探してSNSや里親募集サイトなどで募集をしています。

自宅では飼えないけれど命をほっておけず保護した方や、自分の家で自家繁殖してしまい募集する場合も多くあります。

この場合、のみ取りの駆虫や便検査、ワクチンなど健康診断をしていただいてから譲り受けることをおすすめします。

動物病院からゆずりうける

病院で保護している猫以外にも、患者さんが拾って困っている猫の里親探しに協力している動物病院も多くあります。

獣医師が関係しているので、安心して譲り受けられる場所でもあります。

ボランティア団体

いろんな団体がそれぞれの条件で新しい飼い主探しをしています。
自分にあった団体さんを見つけてください。

わかる範囲でも構いませんので、譲り受ける際には

・体調
・今までに受けた診療内容
・よく食べるフード
・使っているトイレ砂
・好きなおもちゃ
・性格

なども、ぜひ聞くようにしてください。

猫を譲り受けるにあたり、費用がかかる場合が多くありますので
事前に確認する事をおすすめします。

獣医療の発展により、猫は20年前後生きます。
短いようで長い20年ですので、猫を迎えるにあたってご自身で譲り受ける猫の老後までお付き合いできるかを考えて迎えていただければと思います。

ABOUT ME
石丸雅代 / 猫保護シェルター『たんぽぽの里』代表
石丸雅代 / 猫保護シェルター『たんぽぽの里』代表
子猫を1匹拾った事をきっかけに野良猫や犬の厳しい生活を知り、 小さな命のバトンをつなげるために『たんぽぽの里』を設立しました。
『たんぽぽの里』では、猫を保護してから里親さんに引き渡すことをメインにボランティア活動しています。

たんぽぽの里
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